【smart365岡場店】Galaxy S20の水没復旧修理を実施!突然の水没でも諦めないでください!
こんにちは!
smart365岡場店です。
今回は、Galaxy S20の水没復旧修理をご依頼いただいた際の実績をご紹介いたします。急な水トラブルは誰にでも起こり得るトラブルですが、適切な対応と迅速な処置で復旧率は大きく変わります。実際に当店へお持ち込みいただいた端末の状態から、修理の流れ、完了までをご紹介しますので、同じような症状でお困りの方はぜひ参考にしてください。

■ ご相談内容
今回ご来店くださったのは、神戸市北区にお住まいのお客様。
「ポケットに入れたまま雨の中を移動していて、気付いたらスマホが熱くなって電源が落ちてしまった」とのことで、大変お困りのご様子でご来店されました。
お話しを伺うと、操作中に画面がフリーズし、電源が急に落ちたまま反応がなくなってしまったとのこと。心当たりは「雨に濡れたこと」しかないということで、水没の可能性を疑いながらお預かりさせていただきました。
Galaxyシリーズは防水性能を備えていますが、経年劣化やフレームの歪みにより、防水機能は弱くなります。今回のケースも、防水シールの劣化が原因と思われる状況でした。
■ 端末の状態チェック
端末をお預かりし、まずは基板の状態を確認するために背面パネルを開封していきます。
開けた瞬間に、内部の複数箇所に水滴が確認され、特に
- バッテリー付近
- 基板のコネクタ周り
- カメラユニット下部
に水分が侵入していました。
コネクタ部分には水没反応の赤変シールがしっかりと反応しており、水没による基板ショートの可能性が高い状態でした。
Galaxyシリーズは基板が一体型構造となっているため、水が入り込むと動作不良が広がりやすく、早めの処置が非常に重要です。
■ 水没復旧作業スタート
水没復旧では、次のような工程を丁寧に進めていきます。
- 内部クリーニング
まずは基板やコネクタに付着した水分を完全に除去します。
洗浄液を使ったクリーニングとコーティング処理を行うことで、腐食の進行を防ぎます。 - 基板洗浄(超音波洗浄)
微細な腐食が起きている可能性が高いため、専用の超音波洗浄器を用いて基板を洗浄します。
これにより、目視では分からない汚れや不純物を徹底的に取り除きます。 - 各種パーツ点検
Galaxy S20は多くのパーツが基板に直付けされているため、水没時は細部まで確認が必要です。
コネクタやカメラ、スピーカーのチェックを行い、不具合がないかを確認します。 - 乾燥・組み立て・動作確認
洗浄後は十分に乾燥させ、再組み立てを行います。
その後、電源が入るか・タッチ操作は正常か・ネットワークやカメラなどが動作するかを念入りに確認します。
■ 復旧結果
作業の結果……
無事、電源が入り、データそのままで復旧成功!
お客様が心配されていた
- タッチ操作
- カメラ
- 通話機能
- スピーカー
- 充電の反応
すべて問題なく動作しました。
特にデータのバックアップを取っていなかったとのことで、修理完了時には本当に安心したご様子で喜んでいただきました。
ただし、水没端末は復旧後も
「時間が経ってから再発する可能性が残る」
というリスクがありますので、その点についても丁寧にご案内し、防水シールの再施工やこまめなバックアップをおすすめさせていただきました。
■ 水没した時のNG行動
今回のお客様はすぐに電源が落ちてしまった状態でしたが、水没時には次の行動は避けてください。
- 電源を入れようとする
- 充電器を挿す
- 端末を振って水を出そうとする
- ドライヤーで熱を当てる
これらは内部のショートや基板劣化を促し、復旧率を大きく下げる原因になります。
水に濡れたらまず電源を切って、すぐにお持ち込みください。
■ Galaxyシリーズの水没修理もお任せください!
smart365岡場店では、Galaxy S20をはじめとしたAndroid端末の水没復旧修理にも対応しています。
経験豊富なスタッフが、基板レベルでの処置を丁寧に行いますので、突然のトラブルでも安心してご相談ください。
水没は時間との勝負です!
異変を感じたら、できるだけ早くお持ち込みください。